【個体情報】


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メーカー: OMEGA
モデル: Seamaster（シーマスター）
カラー: ステンレスシルバー×ホワイト(エイジング)
本体素材: ステンレススチール

サイズ: 横幅34.5mm(竜頭除く)
　　　 縦幅42.０mm 厚み10.8mm
ベルト幅(ラグ幅): 18mm

風防素材: アクリル (純正)
ムーブ: 自動巻き(機械式) Cal.354
ベルト: モレラート ボルテラ ネイビー
OH有無: オーバーホール済 即納可能
保証期間: 6ヶ月
防水性: 非防水

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1952年頃製造のヴィンテージオメガ。
当時、生活強化防水相当の性能を持つ
モデルとして絶大なネームバリューを誇った
Seamaster-シーマスター- の1stモデル。

1948年頃に完成したSeamaster専用の
デザインや機能を踏襲しつつ
細かな仕様変更が見られる後期型。


ケース直径は前期型より一回り大きくなり
Seamasterのアイデンティティである
極太ラグもさらに太くなるなど
混沌としたSemasterのラインナップを
象徴する1本。

同じ型番(リファレンス)を持つ
現在販売中の金張り個体とは
別モデルにすら見えます。

外観には”コインケース”とも呼ばれる非常に
幅広なベゼル(フェイスの縁取り)を採用。
ブレゲ数字風の立体植字と
楔(クサビ)型インデックスの組み合わせは
『これぞ初期型Seamaster』という出で立ち。

フェイスはマットブラウンに退色し
”枯れ”と表現するに相応しい渋い風格を
漂わせています。
このマットブラウンに変化するエイジングは
~1950’s特有の現象で1960年代に入ると
塗装の仕上げが変更され味わうことができません。

レイルロード(線路)と表現される
有刺鉄線のようなミニッツマーカー
(秒を読み取る中央のデザイン)も大きな特徴。
短く設計されたなドルフィン針との組み合わせで
表情に無骨さがプラスされています。


この年代は”Seamaster”の書体に揺らぎがあり
こちらはSの字が角ばった、通称”下がりS”。

Ωマークは新書体となり、
エッジの利いたデザインに変更されています。



ムーブメント＝機械は
バンパー式またはハーフローターと呼ばれる
OMEGAの初期型自動巻き:Cal.354を搭載。
錨型のローターがバネに衝突する際の
ゴツゴツとした独特の振動が特徴。
時計を自ら『動かしている』という感覚を
ダイレクトに味わえる仕様です。
ハーフローターは巻き上げ効率に劣ると
言われた中、このハーフローターは
かなりの実用レベルに達しています。


OH済み。即納可能品です。



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【外装状態について】
当店は、個々の時計が重ねてきた歴史や
個性を尊重し、入荷後にケース研磨（磨き）
や文字盤修復(リダン)といった作業は
行っておりません。

文字盤に関しては、
当時のままの仕様『オリジナルダイヤル』
を取り扱っております。
特筆事項がない限り全て当時の仕様となります。

また、時計本来の性能を守るため
風防やパッキンといった消耗品は適宜交換し
全ての時計に超音波等による外装洗浄を
実施しております。

当店を初めてご利用の方は
購入前に必ず下記リンクをご覧ください。
https://whitekings.theshop.jp/blog/2019/07/18/223826
https://whitekings.theshop.jp/blog/2020/02/10/013327
https://whitekings.theshop.jp/blog/2020/02/03/061624


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